産後の健康トラブル

産後ダイエット、産後太り解消に関連する健康トラブルについて。

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隠れ肥満

産後、「体重は戻ったのにジーンズやスカートが入らない」といったことがよく聞かれます。

じつはこれ、「隠れ肥満」の注意信号なんです。

「体重」は戻ったのに「体積」が増えていた・・・、つまり、筋肉は脂肪よりずっと重いので、脂肪は減らずに筋肉が減っていたということなのです。 見かけより脂肪が多い状態なので「隠れ肥満」と言えます。

また筋肉が減ることは代謝の低下に直結しますので返って太りやすい状況でもあります。 ここでムリをして、更に食事制限をしたり、コルセットやウエストニッパーで無理やり体形を補正したりすると代謝の低下を加速させ、「真性隠れ肥満」への危険性が高まります。

絶対避けたい「ウエイトサイクリング(リバウンド体質)」

隠れ肥満は見かけより筋肉が少なく脂肪が多い状態を指して言います。 外見が痩せて見えるか太って見えるかは判断基準にはなりません。 隠れ肥満の場合、ちょっとした事でも太りやすいのが特徴です。 少し食べ過ぎただけで体重が増えてしまいます。 これがリバウンドのメカニズム。 そこからまた食事制限・・、リバウンド・・、食事制限・・、リバウンド・・という悪循環に陥ると、「ウエイトサイクリング」と呼ばれる状態に移行します。 ウエイトサイクリングになると重症で、体質的にリバウンドしやすい状態になってしまいます。

ウエイトサイクリングにならないためには、まず隠れ肥満にならないようにすることから始まります。 それには、体重よりも体脂肪率や身体のサイズに気を配ること、日頃から血行やリンパの流れを良くし、代謝を上げ、軽い運動を取り入れるなどが大切です。

骨盤の開き、歪み、傾き

産後に限らず、骨盤の「開き」や「歪み」、「傾き」といった症状は、骨盤回りのインナーマッスルの緩みや衰えが原因です。 骨盤を閉じておく役割をもつインナーマッスルが、妊娠中に弛緩され、出産によって引き伸ばされ、産後は緩んだ状態になっています。

骨盤が前後左右に傾くのは、主に「腹斜筋」や「背筋」、「中殿筋」などの影響で、開くのは、主に「腹横筋」や「骨盤底筋群」などの影響です。 歪みはインナーマッスル全体のバランスが影響します。

骨盤の状態回復には、緩んだインナーマッスルの回復が最も有効です。

ただし、特に痛みを伴う場合には、筋力回復は後回しにして、まずは腰を保護することから始めましょう。 何事にも、まず痛みを解消することが優先します。

産後の骨盤矯正・骨盤ベルトについて

骨盤に関係する健康トラブル、骨盤臓器脱・性器脱・子宮脱

「骨盤臓器脱」「性器脱」「子宮脱」とは、骨盤内にある臓器が下垂して女性器から出てくる病です。 聞きなれない方が多いかも知れませんが、軽症な場合も含め経産婦の3人に1人が発症していると言われているほどで、特に珍しい病ではありません。

最大の原因は骨盤底部の「骨盤底筋群」の緩みにあります。

次に上がるのが「腹横筋」の緩みになります。

いずれも骨盤周囲のインナーマッスルが緩んでいる状態は骨盤が開きやすく、仮に普段は閉じていても常に開きやすい状態にあるため、くしゃみをしたり、重いものを持ち上げたり、便秘でいきんだりして、急な腹圧上昇をキッカケにして発症することが多くあります。 場合によっては、体形補正下着やウエストニッパーを使用中に突然発症する例もあります。

根本的な治癒はインナーマッスルの回復が必要となります。 普段からインナーマッスルを元気にしておくことは予防にも有効です。

対処療法には、リングペッサリーを使う方法、クッション材により押し上げる方法、外科手術などがあります。

リングペッサリーは医師による診断が必要なのと、膣管を広げて子宮口を支えるので違和感を訴える女性が多く、最近は自分でも手軽に治療できる「フェミクッション」などに人気が出始めています。 しかし根本的な治療には「筋力の回復」か、持続性の高い治療には「外科手術」か、いずれかを選択する必要があります。

骨盤臓器脱・性器脱

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その他の出産に関係する健康トラブル

マタニティブルーは出産直後のホルモンバランスの変化によるもので、数日〜十数日で治まるのが一般的です。 しばらく続くようであれば産後鬱(うつ)を疑った方が良いかもしれません。 両者は異なる病で、ノイローゼともまた異なります。 対処法はまず自覚すること、周囲に強力を仰ぐこと、医師に相談すること、となります。

尿漏れ・尿失禁は、骨盤が開く直接的な原因である骨盤底筋群の衰え・緩みにより生じるのが主な原因です。 そのため筋力回復が最も有効な改善方法となります。 尿漏れ対策に骨盤矯正が良いという人もいますが、そのままでは誤りで、 「骨盤を矯正する骨盤底筋群の回復が尿漏れ対策に有効」というのが正解です。

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